仕入先から受取人まで
- 01 集荷
仕入先が引き渡す前に、商品・荷物・注文を照合します。
- 02 準備
検品、計測、梱包を行い、各箱と内容明細を対応させます。
- 03 輸送
予約済みの国際輸送に載せ、必要な積み替えを調整します。
- 04 配達
到着地の手続きを終え、最終配達の記録を確認します。
EXWとFCA
EXWでは、通常、買主が引き取り、積み込み、輸出手続きを担います。FCAでは、売主が輸出手続きを行い、合意した地点で引き渡します。積み込み等の義務はその地点によって異なるため、予約前に引き渡し地点を確認しましょう。 FCAで売主の施設を指定した場合は集荷車両への積み込みを含み、別の地点なら荷卸し前の状態で引き渡します。
FOBとCIF
FOBとCIFは海上・内陸水路輸送向けで、船積港で本船に積み込まれた時点で危険が移転します。CIFでは売主が仕向港までの運賃と最低限の保険も負担しますが、それによって輸送中の危険を負い続けるわけではありません。 コンテナを船積み前に引き渡す場合、慣例的にFOBとせず、FCAが実態に合うか検討しましょう。
DAPとDDP
どちらも仕向地で荷卸し前の状態で引き渡します。DAPの輸入通関は買主、DDPは売主が担い、DDPでは輸入関税や税金も売主負担です。売主が履行可能か確認しましょう。費用負担と危険移転は異なる場合があり、所有権や支払条件は別途合意が必要です。 DDPと書いても、輸入資格、税務登録、現地の通関代理人が自動的に得られるわけではありません。
例:運賃を払っても危険は移転する
深圳で船積みするCIFロッテルダムを考えます。売主はロッテルダムまでの合意した運賃を負担しますが、通常、危険は深圳で本船に積み込んだ時点で買主へ移ります。航海中の損害が必ず売主の負担となるわけではありません。両方の港を記録し、保険への請求権者も確認しましょう。
保険の対象を確認する
CIFでは別の合意がない限り、通常、協会貨物約款C相当の最低限の保険を売主が手配します。限定された補償であり、すべての損失が対象ではありません。保険証明、保険金額、経路、免責事項を確認しましょう。ここで扱う他の五条件には、売主が貨物保険を購入する義務はありません。
実行できる契約にする
条件、正確な場所、版を明記し、支払いと所有権は別に定めます。DDPを使う前に、適格な輸入者と税務対応を確認しましょう。通関業者への依頼だけで解決するとは限りません。売主が合法的に輸入手続きをできないなら、出荷前にDAPなどを協議し、黙って分担を変えないことが必要です。
発送前の確認
- 条件、指定場所、「Incoterms® 2020」を記載する。
- 輸出入手続きを実行できる当事者を確認する。
- 危険移転地点と必要な保険を確認する。
公式参考資料
- ICC — Incoterms® 2020 rules overview
- ICC — Incoterms® 2020 checklist and flowcharts
- ICC — National regulatory barriers to Incoterms® 2020
- ICC — Incoterms® 2020 insurance and rule changes
一般的な計画用情報です。条件と料金は貨物・配送先・サービスによって異なるため、発送前に適用規則を確認してください。